●主要工事実績
衛生センター・・・クレーン保守点検業務委託
会館大ホール・・・屋外リフト保守点検業務委託
浄化センター・・・クレーン点検業務委託
環境技術センター・クレーン点検業務委託
リサイクルプラザ・クレーン点検業務委託
弊社の売れ筋商品をご紹介します。
天井クレーンは、建屋の両側の壁に沿って設けられたランウェイ(走行軌道)を走行するもので、天井近くで稼働するため天井クレーンと呼ばれています。
つり具にはフックを使用し、大型機の場合は主巻きの他に補巻きが装備されています。
一般に巻上げ、横行、走行の3動作が可能で、広範囲の作業領域を確保できるため、機械工場での重量物や部品の運搬等に使用されています。
なお、この形式のクレーンであれば屋外に設けられていても天井クレーンと呼ばれます。
ホイスト式天井クレーンは、トロリの代わりに電気ホイストを使用したもので、小型、小容量のものが多く、床上で操作する方式が一般的です。
ラフターの共つりでジブが座屈
原因
2台のラフターを並列に設置した〔★両ラフターの運転士は直視できない状態〕こと。 竣工図〔設計図〕で鉄柱下部の構造と質量を確認しなかったこと。 広告塔の質量を10t程度と軽視したこと。
「2台のラフターは斜向かい設置」だったため,両ラフターの運転士は直視できず,両者は合図確認もできなかったこと。 合図者は,つり荷の状態が十分確認できる位置にいなかったこと。
竣工図を基に具体的な検討を行っていなかったこと。 事前にRAは実施しなかったこと。 広告塔解体の作業手順書はなかったこと。 作業開始前に,KY活動は実施しなかったこと。
対策
2台のラフターの共つり作業は,向かい会って設置し両ラフターの運転士は直視できるようにすること。 竣工図で鉄柱下部の構造を確認すること。 広告塔の外周の足場を組み立て,外周を解体して骨組だけにすること。
両ラフターの運転士が直視できるよう向かい会って設置し,ブームの側面接触を回避すること。 運転士と合図者は,「3者間の同時通話無線機」で,合図確認を行うこと。
竣工図を基に具体的な検討を行うこと。 危険な作業方法であるため,事前にRAを実施すること。 大断面の広告塔解体の作業作順書を作成すること。 作業開始前に,RAの残留リスクを考慮したKY活動を実施すること。